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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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毎日暑いです。   ◆Mの訓練日記
今日で6月も終わり。
当たり前ですが明日から7月です。

暑いと飛行機もダルそうって話の続き。

前回ようやく離陸した飛行機。
いつもより長い距離を使って離陸速度もいつもより速め。
だって暑いから。

離陸後の上昇もナンだか大変そうです。
小型飛行機の場合、離陸・上昇の操作はほとんどフルスロットルです。
つまりスロットルバルブは全開。
必然的に出せるパワーは空気密度に左右されます。
寒い日は空気が濃いので平均以上のパワーが出せるし、逆に暑い日は空気が薄いので平均以下のパワー。
ということで、暑い日の上昇率は寒い日に比べて小さくなります。

加えて、例の指示対気速度。
上昇中は速度計を見て一定の速度を維持します。
離陸直後、超えなければいけない障害物がない限りセスナ152だったら67ノット。
暑い日も寒い日も67KIAS(指示対気速度)。
つまり一気圧で気温が35℃だったら指示対気速度67ノットを維持してても実際に飛行機はもうチョット速く飛んでいる。
一気圧で気温が-5℃だったら実はチョットゆっくり飛んでいる。

だから暑い日は緩やかな角度で上昇して、寒い日はチョット急な角度で上昇。
でも速度計はどっちも67ノット。


エム:イヤイヤ~飛行機君、暑いと大変やね~。
飛行機:そうやねん、離陸と上昇はキッツイねぇ。
エ:巡航高度に昇るまでにエライ時間かかるやろ。
飛:まぁ、そやねぇ。
エ:野外飛行なんて行ったら燃料もお金もかかるねぇ。
飛:燃料もお金もかかるってナンでやねん。
エ:ナンでって、暑いといつもより時間かかるって言いはったやん。
飛:そりゃ、離陸と上昇の話でっしゃろ。
エ:巡航中の水平飛行も同じとちゃいますの?
飛:イヤーッ、なに言うてますの。エムさん、解ってないなぁ~。
エ:暑いとパフォーマンス悪くなるって言われてるやん。
飛:それはエンジンだけ。
エ:どういうこと?


果たしてこの関西弁の会話が関西以外の人にどれくらい理解してもらえているか疑問の残るところですが。。。

気温が高いため、上昇するのにいつもより時間がかかってしまう飛行機。
上昇中はフルスロットルなのでそれだけ燃料も沢山消費します。

では、暑い中で何とか巡航高度に達して水平飛行に移った飛行機はどうなるか。

まず、しつこいくらいにおさらい。
気温が高いと空気が薄い。
空気が薄ければ、エンジンが燃焼できる燃料の量は少なくなります。
するとフルスロットル時に出せるパワーの最大値はそれの平均値より小さくなる。

でも空気が薄いと空気抵抗が少なくなるのも事実。それだけ速く飛べそうです。

では実際はどうなのか。

一気圧で地上の気温が15℃の日。
2,000ftを水平飛行中のセスナ152がいました。
パイトッロはスロットルを調整してエンジンの回転数を2200RPMにしました。
その時のエンジンのパワーは59%、燃料は1時間に4.8ガロン燃焼しています。
そして飛行機が実際に進む速度、真気速(True Airspeed)は91ノット。
速度計の示す指示対気速度は93ノット。

では、一気圧で地上の気温が35度の日。
同じ2,000ftを水平飛行中のセスナ152。
エンジンの回転数も同じ2200RPM。
しかし暑いので空気は薄い、つまり燃焼できる燃料の量は少ない。
燃料は1時間に4.6ガロン燃焼。結果エンジンのパワーは56%と少なくなりました。
真気速は90ノット。指示対気速度は92ノット。

一見するとパワーも速度も落ちてしまったようです。

しかし、

ここでスロットルをチョットだけ前に押してエンジンの回転数を2250RPMまで上げて見ましょう。
するとエンジンに入る空気と燃料の量が若干増えて気温15℃の日と同じ59%のパワーがでるようになりました。
燃料も同じ量、1時間に4.8ガロン燃焼。
指示対気速度も92ノットと同じ。
が、しかし真気速は93ノットにアップ。

燃料の1時間あたりの消費量は同じなのに実際に飛行機が進む速度『真気速』は速くなりました。

つまり寒い日と暑い日に同じパワーセッティングで飛べば、暑い日のほうがスピードが出る。
なぜなら空気が薄いので空気抵抗が少ないから。

速く飛べればそれだけ速く目的地に着ける。
燃料も節約できる。
航続距離も伸びます。


暑い日は一概に悪い事ばかりではないようです。
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盛りだくさん   ◆Mの訓練日記
雲ひとつ無い快晴が続くバンクーバー。
雲が恋しくなりそうです。

昨日から小泉さんがカナダに来ています。
オタワで行われたカナダの首相との共同記者会見の映像がニュースで流れています。
残念ながら今回の訪問で政府専用機はバンクーバーには寄航しないようです。
そういえば2チャンネルの中に「政府専用機を追跡するスレッド」というのがありました。
今年の3月に政府専用機は皇太子を乗せてバンクーバーに寄航しています。
その時の様子をtitmouse氏がこのブログ上で紹介したのですが、しっかりスレッドの中にその時titmouse氏が書いた日記のリンクが貼られていました。

「今カナダのバンクーバーらしい。」

と。


それでは昨日の続きを。

暑いと離陸距離が長くなる飛行機。
その理由はエンジンの出力が小さくなるだけではないようです。

セスナ152の離陸はスロットル全開で加速して速度計(ASI)の針が50ノットを指した時点でゆっくり操縦桿を引き始めます。
すると飛行機はゆっくりと上昇を始めます。
気温に関係なくいつも50ノットです。
この速度計が示す速度の事を指示対気速度(KIAS:Knot Indicated Air Speed)と呼びます。
飛行機に付いている速度計は流れる空気の量を測定し速度を出します。

例えば空気が粒状のものだったら。
一気圧で気温が15℃の日かつ無風。
飛行機が地上を50ノットで進んでいたとします。
すると空気の粒が速度計に毎秒50粒流れ込み速度計の針は50ノットを指しました。
指示対気速度(KIAS)は50ノット。
テイクオフ、操縦桿を引きましょう。

今度は一気圧でも気温が35℃の日かつ無風。
飛行機が地上を50ノットで進んでいます。
しかし暑くて空気が薄い、つまり空気密度が15℃の日より小さい。
空気の粒は速度計に毎秒45粒しか流れ込まないので速度計の針は45ノットを指しました。
指示対気速度(KIAS)は45ノット。
テイクオフにはまだ早い、もっと加速しましょう。
飛行機は更に加速して地上を55ノットの速さで進んでいます。
その時に速度計に流れ込む空気の量はやっと50粒毎秒まで到達し速度計の針は50ノットを指します。
指示対気速度50ノット。
テイクオフ、操縦桿を引きましょう。

気温が高くて空気が薄いと速度計が測定する空気の量も少なくなります。
つまり気温が高くなればなるほど速度計の示す指示対気速度は50ノットでも実際に飛行機が前に進む速度はもっと速いんです。


以前登場した揚力(Lift)の量を求める式

揚力=1/2×CL(揚力係数)×速度の2乗×空気密度×翼面積

飛行機が前進する事により空気が翼の周りに流れて揚力を発生します。離陸時、揚力の量と飛行機の重さが等しくなれば飛行機は浮き上がります。
上の式を見ると気温が高くなれば空気密度は小さくなり揚力も小さくなる計算です。
では、その小さくなった分を何で補えば離陸の時に飛行機は浮くか。
翼面積は変えようがありません。
CL(揚力係数)も変えられません。
そこで必然的に速度を増して補う必要がでてきます。
つまり気温が高ければ高いほど速く進まないと飛行機は離陸できない。
まぁ、微々たるものですが。

じゃ、気温に応じて離陸速度を毎回計算しないといけないのか?

その必要はありません。

ハイ、ここ重要!
でもテストにはでないよ!
多分。

上記の式の『速度』は実際に飛行機が進む速度。
速度計の示す『指示対気速度』ではありません。

つまり、
35℃の日の離陸で、
速度計の針が指す『指示対気速度』が、
50ノットになった時、
自然に飛行機は、
もっと速い『速度』で進んでいて、
高温で空気密度が小さくなった分を補い、
飛行機の重さを支える十分な量の揚力を翼は作り出します。

寒い日はその逆。
『指示対気速度』が50ノットでも、
実際の飛行機の『速度』は遅い。
なぜなら空気が濃いから。


ちなみにこの実際に飛行機が進む『速度』のことを

真気速(TAS:True Air Speed)と呼びます。


今日はまだ終わりません。

今日空港へ行った時のこと。
エプロンに出ると遠くの方でテレビカメラを構えた人がいました。
どうやらセスナを撮影している様子。
その時は大して気にも留めなかったのですが、今、たった今、夕方のニュースにその時の映像が出てきました。

どうやらアメリカから来た少年の話。
アメリカ・ロスアンゼルスでパイロットトレーニングしている14歳の少年、ジョナサン君が今日カナダでファーストソロ(初めての単独飛行)に行きました。
わざわざカナダまで来て?
と思われるでしょう。
どうやらアメリカでは16歳になるまでソロに行くために必要な仮免許は取れないようです。
そこで14歳でもソロにいけるカナダまで遠征してきて無事に本日ファーストソロを達成。
その取材でした。

しかもそのジョナサン君、今日はバンクーバーの隣の市ラングレーでヘリコプターのファーストソロにも行ったそうです。
聞けば5歳から飛んでるそうで。


私は来月三十路になります。
今日もつづく   ◆Mの訓練日記
夏だから暑いのは当たり前です。
でもココの夏は日本のそれに比べてまだ過ごしやすいでしょう。
なぜなら空気が乾燥しているからでしょうか。
湿度の違いは体感温度に大きく影響します。
除湿機能のついたエアコンだったら気温を低く設定しなくても除湿だけで十分過ごしやすくなります。

逆に冬の場合、エアコンで部屋を温めるより石油ストーブの方が部屋は暖まる。
なぜなら石油を燃やすと水蒸気が発生するから同時に部屋の湿度も上げてくれます。


こんな前フリと関係あるような無いような今日の本題。

暑くてダルそうな飛行機君。
35℃の暑さの中、いつもより長い距離を使って加速&テイクオフ。
セスナ152のP.O.Hによると、空港の標高が海抜ゼロメートルで気温が15℃だとゼロから加速して離陸速度50ノット(約90km/h)に達するまでに725ft(約221m)の長さが必要と書かれています。
しかし同じ空港からの離陸でも気温が35℃だとその距離は843ft(257m)にまで伸びます。

エム:暑い中、よ~走りますな。
飛行機:なかなか加速せえへんさかい。
エ:フルパワーでも加速が鈍いんでっか?
飛:いやいや、そのフルパワーが出えへんねん。
エ:そらまたケッタイな話でんな。
飛:暑うて空気が薄いでっしゃろ、ガソリンがよう燃えてくれませんねんや。
エ:なんぎやね~。そやけど空気が薄かったら抵抗も小さくて前に進み易いんとちゃいますの?
飛:いやいや、それがまた違いますねん。暑かったらもっと速く走らな機体が浮きませんねん。
エ:えっ?ろーてーしょんすぴーどはいっつも五十ノット(約90km/h)やろ?
飛:ナニ言うてまんねん、そりゃKIAS(指示対気速度)やろ。
エ:KIAS?指示対気速度?


空気は温めると膨張して体積が大きくなります。
その分密度は小さくなり、薄くなります。
エンジンのパワーはどれだけガソリンを燃焼できるか。
スロットルを全開にしても気温が高いとエンジンに入ってくる空気の量は気温の低い時より少なくなります。
そのためエンジンが燃焼できるガソリンの量も少なくなり、出力も小さくなります。
エンジンの出力が落ちればプロペラの回転数も少なくなり、推力(Thrust)の低下につながります。
推力が小さいと加速は鈍くなり、その結果離陸距離は長くなります。


更にもう1つ。

離陸速度はいつも同じか?
KIASとは?
指示対気速度とは?


つづく。。。
オチはナイ   ◆Mの訓練日記
夏です。
予報では30℃超です。
真夏日です。
アツイです。
超暑いです。

でも結局今日は30℃は超えなかった。

こんなに暑いとあまりすすんで飛行機には乗りたくないような。そうでないような。
暑いとエンジンは一発でかかってくれるので良いのですが、心なしスロットルの反応が鈍いような気がします。
心なし速度計もスローです。
頭の回転もスローです。

初戦のオーストラリア戦、暑さで後半なかなか走れなかった日本代表とオーストラリア代表。
どうやら暑くてダルくなるのは人間だけではないようで、飛行機もダルそうです。

35℃くらいの暑い日にフライトに行くとしましょう。
まず、離陸・上昇するのにフルパワーにします。
でも暑いと滑走距離は伸びてなかなか離陸・上昇してくれません。

そして水平飛行に移ってスロットルを絞って巡航にセット。
いつものように2200~2400RPMにタコメーターを合わせます。
でも速度計が表示するスピードは寒い時より遅い。

ナンだかダルそうです。

着陸後に燃料の残量を調べました。
いつもより沢山燃料がタンクに残っています。

暑いと食も細くなるようです。

つづく。。。


昨日、こんなに暑い中フライトテストに合格した日本人生徒さんがいました。
暑いのが苦手な私にとっては尊敬ものです。
お疲れさまでした。


P.S.
前回のクイズの答えです。
正解は。。。

一番右が正しいマークです。





オチはナイ。
クイズです   ◆Mの訓練日記
今日も快晴だったバンクーバーです。
これだけ天気が良いと午後から積乱雲が山沿いで発達しそうです。


世界一住みやすい町はチューリッヒ
2006.06.21
『CNN日本語版ニュースより』

人事コンサルティング会社マーサーは、今年4月に世界350都市余りの生活の質を調査した結果、スイスのチューリッヒが最も住みやすいと評価されたと発表した。
調査は同社が毎年実施しているもので、政治や経済、文化、社会環境、医療、教育、公共サービス、輸送、レクリエーション、消費財、住宅、自然環境の各方面を評価し、ニューヨークを100として求めたポイントを算出するもの。首位のチューリッヒは108.2ポイントで、0.1ポイント差の2位はジュネーブ(スイス)、3位はバンクーバー(カナダ)だった。
4位─8位は、ウィーン(オーストリア)、オークランド(ニュージーランド)、デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘン(いずれもドイツ)の順。9位にはシドニー(オーストラリア)とベルン(スイス)が並んだ。

今年はカナダと欧州、オーストラリア・ニュージーランドの都市が、ランク上位を占めた。上位30位までの大半は西欧諸国の都市で、米国の最高位はホノルルの27位。基準のニューヨークは46位と、昨年から1ランク後退した。
アジアの都市はシンガポールが34位、東京が35位、香港が68位。上海は103位で、北京とともに「国際投資により、今後数年間で生活の質が急速に改善する」と予想されている。ムンバイやバンガロールといったインドの都市は、中国の都市と比較して全般的に順位が低かった。

ランク最下位は、3年連続でバグダッド(イラク)だった。


ここバンクーバーが3位にランクインしました。
毎年上位に入るバンクーバー。
オリンピックを控え経済は上向き、来月からは税金も1%安くなります。医療制度は州の保険に加入すれば基本的な病院代は無料、バスなどの公共交通機関は年々料金は上がってますが、充実してます。
ただ住宅環境は良いのかどうか疑問の残るところですが、基準のニューヨークと比べるとまだまだ良いほうではないでしょうか。
教育に関しては。。。?
文化はすごいです。
ヨーロッパ、アジア、南米、アフリカなどからの移民の町ですからどんな文化もありです。
自然環境。申し分ありません。海あり山あり。

良い所です。バンクーバーは。


前輪出ず主脚だけで着陸に成功、シカゴで米旅客機
2006.06.21
『CNN日本語版ニュースより』

シカゴ――米最大手、アメリカン航空は20日、ロサンゼルスからシカゴ国際空港へ向かっていた1740便の同社旅客機で機首前部の車輪が出ないトラブルに遭遇、主脚のみで着陸を試み、成功した、と述べた。
乗客131人、乗務員5人にけがはなかった。主脚で最初に着陸、機首前部を滑走路にこすりながらも着陸していた。同航空は、操縦士2人の技量を称賛、「パイロットたちは、この種の事態を備えた練習は日ごろからこなしている」と語った。

1740便の機種は不明。


皆さん無事で何よりです。
パイロットの訓練のほとんどが非常時の対処ですから。
自家用免許も非常時の対処法を丸暗記しないとテストには合格できません。


それでは突然ですかクイズです。ジャジャン♪

Q.次のうち正しいのはどれ?
正しいのはどれ
正解はコマーシャルの後!
言ってる事はわかるんだよ   ◆Mの訓練日記
まだスポーツから目が離せません。

今日はスタンレーカップ第7戦。
つまり最終戦までもつれ込んだという事です。
アメリカのキャロライナが先に3勝して優勝に王手をかけたのですがその後カナダのエドモントンに連敗。
先週の土曜日もエドモントンが勝ってとうとう3勝3敗になってしまいました。
そして今日の結果はキャロライナが勝利、見事スタンレーカップを手にしました。
バンクーバーでもホッケーファンの悲鳴が聞こえました。


そして気になるサッカー日本代表。
次は監督の母国ブラジルが相手です。
ジーコが一言ブラジル代表に声をかければワザと負けて。。。
なんて考えてはいけません。正々堂々と戦ってもらいましょう。


前から気になっていた事が1つ。

それはジーコと日本代表選手とのコミュニケーション。
さっき知ったのですが、今回のワールドカップでは試合に通訳は同伴できないらしい。
でもココだけの話、ジーコ監督は聞くだけなら日本語は理解できるらしい。
話すのは片言だけで読み書きはやっぱり無理のようです。

だからもっぱら試合中ジーコ監督は直接ポルトガル語と片言の日本語で選手に指示を出しているそうです。
今回のワールドカップ・アジア最終予選の対北朝鮮戦でも片言の日本語で

「(相手DFの)ライン見て!ライン!」

と指示をだしたり、試合終了後のインタビューの前に日本語でチームスタッフと談笑する場面が放送されていました。
しかもその時、テレビ局スタッフから声をかけられ、

「え?何?」

って答えていました。
でも正式なインタビューは毎回通訳を通してポルトガル語で。
本人は、正式な場では通訳がいるのだから通訳を通して話した方が、誤解を生まなくて済むと考えているようです。
でもかれこれ10年以上日本で監督業をやっているのだからかなり日本語は上達しているのではないでしょうか(勝手な想像)。


カナダでのフライトトレーニングで一番の不安は英語。
しかもパイロットという人種は専門用語が大好き。
全くの素人にとってパイロット同士の会話は理解不能なのではないでしょうか。

いまだに私自身、IFR(計器飛行)パイロットの会話には付いていけません。

でもみんな立派にライセンスを取得していきます。
なぜならインストラクターがゼロからしっかり説明してくれるから。
しかも基本的にフライトトレーニングは個人レッスン。
生徒が理解するまで、インストラクターや試験官は根気強く付き合ってくれます。

そんなこんなやっているうちに次第に英語も聞き取る事が出来るようになります。
ジーコ監督みたいに。
まず単語を拾っていけば相手の言っている事が理解できるようになります。

むかし仕事でイタリアに2年くらい滞在したことがあります。
まったくイタリア語の勉強もせず、辞書さえ持って行かなかったのですが、滞在後半にもなるとイタリア語が聞き取れるようになり、片言のイタリア語も喋れるようになりました。
今はもう忘れてしまいましたが。。。

習うより慣れろってところでしょうか。

聞き取りは受け身なトレーニング、喋りは自発的なトレーニング。
聞き慣れるより喋り慣れる方がよっぽど時間がかかります。

聞いた話ですが、日本人生徒がフライトテストを受けたとき。
フライト前のブリーフィングでカナダ人試験官が英語で生徒に質問しました。
質問された日本人生徒は質問の内容を理解して答えもすぐ解かりました。しかしその答えがなかなか英語で説明できない。
そこでカナダ人試験官は生徒に日本語で答えるように指示しました。
生徒は日本語で答えを喋り始めました。
日本語で喋っていても生徒の使う専門用語は全て英語です。
なぜなら専門用語は英語でしか習っていないから。
カナダ人の試験官はその専門用語を聞き取り、生徒の表情や口調、ジェスチャーから回答に対する生徒の理解度と自信を読み取りました。
そして見事に日本人生徒はテストに合格。

こんな試験官もたまにいるようです。
たまにですよ。
珍しい、特別な例ですが。。。

つまり何が言いたかったかというと、片言で十分。
流暢に話さないといけない理由なんてそもそもないのです。
ATCとの無線なんか究極の片言英会話です。

でも発音がね。
発音は難しいわ。

取り合えずジーコ監督と選手の間ではコミュニケーションは問題なく行われているようです。


じゃシアトル・マリナーズの城島は?
キャーッ!   ◆Mの訓練日記
ここ数日、ウチの周囲では人々が叫んでいます。

まずNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)。
いまスタンレーカップの真っ最中。
野球でいうところの日本シリーズです。
土曜日に第6戦が行われました。
隣州のエドモントンとアメリカのキャロライナ。

って地元バンクーバー出てないじゃん。
でもエドモントンが得点するたび、バンクーバー子は大騒ぎです。
カナダ人にはサッカーよりホッケーのようです。

そしてワールドカップ。

日本VSクロアチア戦はこちらの時間で朝6時から。
日曜なのに6時に起きて応援してました。
しかし結果は残念ながらというか、何というか引き分け。
しかも0-0。
次こそは勝ってほしいものです。2点差以上で。

しかもブラジルに。

ガンバレニッポン!

バンクーバーでW杯をテレビ観戦するのはオモシロイ。
なぜならカナダは移民の国だから。
ゴールが決まると隣や向かいのアパートから悲鳴や叫び声が聞こえてきます。

中南米からの移民の人や留学生はアツイ。

お陰で隣人がナニ人か解かりました。

メキシコ人らしい。


しかし中南米の人達よりアツイ人達がいました。

おとなり韓国の人々。

今日のフランス戦では先制された瞬間、向かいのアパートから男女の悲鳴が聞こえました。
後半の同点シーンでは男女のおたけびがバンクーバー中こだまし、そのままハイテンションで試合終了。
試合後に街に出ると通りが真っ赤に。
韓国の人はみんな赤いTシャツ着用で大騒ぎです。

アツイぜ韓国!

羨ましい限りです。
日本がブラジルに勝ったあかつきにはバンクーバーが青く染まるかも。

サムライブルーに。

そう、サムライブルーで思い出しました。
以前バンクーバー国際空港にJALのサムライブルーが飛来したようです。
そして当初の予定では今日18日にも飛来予定だったのですが、変更になりローマに行ってしまったようです。
残念でした。

そこで1つの疑問が。

日本からバンクーバーに飛んで来るJALは日本の夕方に出発してバンクーバーのお昼に到着します。
つまり昨日飛行機に乗っていた人たちはサッカーの試合が見れなかった。
飛行機の中でテレビやラジオの中継が見れる訳ではないし。
試合の経過を特別にアナウンスしてくれるのか?
それとも機内でインターネットしている人の周りに集まっちゃうのか?

せっかくサムライブルーに乗ってるのに日本の試合が到着まで見れないなんて。
それともサムライブルーは何か特別なサービスがあるのかな?
カンパニー無線でサッカーの生中継、そしてそのまま機内アナウンス風生中継。
客室乗務員は日本代表のユニフォームに着替えて臨時応援団。
ナンチャッテ。

実際に日本の試合時間にJALもしくはANAに乗っていた人の体験談が聞きたい。

そんなこんなでW杯盛り上がっております。


別に引っ張るつもりはないのですが。。。

例の「チャングムの誓い」。
サムライブルーで思い出しましたが、アシアナ航空の「チャングム特別塗装機」が日本線を含むアジア路線を飛んでいるようです。
さっき画像を見ました。
チャングムの顔が4つくらい機体に描かれていました。
人気ドラマの塗装機です。
日本の「ポケモン」や「虫キング」と言ったところでしょうか。
でもアニメじゃなくてドラマですからね。
人の顔ですからね。
知名度がある程度高くないと国際線で飛ばすには辛いものがありそうです。
ん~、まぁ日本人ではヤンキース松井がギリギリってところなのかな?
たとえ日本国内で「北の国から」の人気が高かったとしても、機体にゴロウさんが描かれていたら。。。
ノビノビ   ◆Mの訓練日記
いまスポーツから目が離せません。

サッカーワールドカップはもちろん、ホッケーナショナルリーグはスタンレーカップの真っ只中、先週末は女子プロ全米ツアーで宮里藍チャンが健闘。
と毎日楽しくテレビ観戦しています。

しかし航空業界もチョット目が離せない状況です。

まず、このブログにもしばしば登場したカナダ・ボンバルディア社製のDHC-8-Q400、通称「ダッシュ8」。
とうとう国交省が動き出しました。


トラブル多発のカナダ機、大半が製造・設計段階に問題

国内の地方路線で運航されているカナダ・ボンバルディア社製の新鋭プロペラ旅客機「DHC-8-400型」系機で2003年の導入からこれまでに相次ぐトラブルのうち、離陸後の引き返しや目的地変更を伴い、国土交通省が「イレギュラー運航」と判断した全52件の主原因が、全日空と日本エアコミューター(JAC)の調査でわかった。
乗務員による操作ミスは3件で、残る49件はコンピューターやセンサー故障、配線不良などだが、大半が設計・製造段階の問題とみられる。
事態を重視した国交省はカナダ政府とボンバルディア社に対し、早急に改善するよう要請した。
同機は全日空グループ2社とJACが03年2月以降に導入し、大阪・伊丹空港を中心に計26路線で運航している。イレギュラー運航52件のうち、操作ミスと断定されたのは、プロペラ回転数を上げすぎた2件と客室与圧の誤操作だけで、整備不良は確認されなかったという。
『読売新聞より』


そしてエアバスの新鋭機A380も。。。


エアバスの巨大機「A380」納入にまた遅れ
2006.06.14
『CNN日本語版より』

パリ―航空機製造メーカー大手、欧州エアバス・インダストリーは13日、次期世代の超大型旅客機として生産中の総2階建て「A380」の引き渡しが、当初予定より最大で7ヶ月間遅れる、との見通しを示した。機内に配列される電気系統の配線などに手間取っているとみられる。
ただ、今年末までには、最初の計画通り、シンガポール航空機に第1号機を納入すると強調している。航空機の型式承認の作業などは順調に進んでいる、と述べた。しかし、来年以降の引き渡し機数に影響が出て、2007年には当初予定の最大25機が9機に減る見通し。08年には最大9機、09年には約5機の納入がずれ込む見込み。この影響を受ける、航空会社名には触れなかった。

エアバスは昨年6月にも、工期の問題で、引き渡し延期を発表している。納入が遅れたことで、発注した各航空会社への賠償問題が発生し、エアバスの親会社、欧州EADSの決算にも悪影響が出そうだ。
A380の受注はこれまで、航空16社から計159機に達している。


順調かのように見えたA380の開発も本当の所はかなりイッパイイッパイだったんだ。。。
こんな航空会社も出てきました。


マレーシア航空が契約見直し、A380機の納入延期
2006.06.15
『CNN日本語版より』

クアラルンプール―航空機製造メーカー大手、欧州エアバス・インダストリーが13日、次期世代の超大型旅客機として生産中の総2階建て「A380」の引き渡しの延期を再度打ち出したことに触れ、同機6機の購入を予定していたマレーシア航空は14日、契約の見直しに着手する方針を表明した。
2007年に納入予定の機数が、当初予定の最大25機から9機に減るとの通告を受けた措置としている。マレーシア国営ベルナマ通信によると、マレーシア航空幹部は、契約を見直し、次の措置を考えると述べた。調達機数の削減に踏み込むのかは不明。

A380型機の商業用第1号機は今年末までにシンガポール航空に引き渡される予定。納入時期の延期はこれで2回目で、シンガポール航空は不満を表明している。


納期が遅れ、その波紋が徐々に広がりつつあるようです。
買い手である航空会社にとって納期の遅れは今後の機材繰りに影響が出るでしょうし、それは直接乗客にも影響が及びます。
だからといって納期に間に合わせるように急いで手を抜かれても困るのですが。。。
難しいところですね。

更新がノビノビになっているブロガーの心境。


ココだけの話、6月に入ってあまり更新していませんが(っていうか今日で3回目?)、リピーターの方たちには毎日訪問して頂いているようで、数字的にはなんら落ち込んでいないようです。
ありがたい話ですね。

っていうか、
もしかしてみんなチャン○ムコメント楽しみにしてたの?


あのコメント欄の盛り上がりは第三者的に見ても面白かった。。。


取り合えず、

頑張れニッポン!
EpisodeⅤ チャン○ムの逆襲   ◆Mの訓練日記
EpisodeⅣ 新たなる希望   ◆Mの訓練日記
revenge_of_the_blog

かつて伝説の航空ブロガーMと共に4ヶ月チョット続いた「Mの訓練日記」。
しかしアクセス数にこだわり過ぎたため彼の心はブログの暗黒面に支配された。
マスターtitmouseが「選ばれし者だったのに!」と言ったとか言わなかったとか。
あっ、言ってないですか。。。
そんな説得?も届かず、ダークサイドへ落ちてしまったMはダース・ベアーになっちゃったようです。
まさかあの中にMが入っていたなんて誰も気付かなかったでしょう。
。。。入ってないから。





あれから1週間。。。





ブログ始まって以来の長い沈黙を続けるM。
本気で心配してくれた読者から問い合わせメールが殺到
。。。していませんが。

「また何かあったのか?」

と悪夢の1月23日(月)が蘇る。略して123。
チョット洒落にならん。


本当のところMはどうなったの?
管理人も知らないMの行方。
噂ではブログの暗黒卿ダース・シディアスに忠誠を誓い帝国軍を率いてこのブログを支配しようと企んでいるらしい。
そしてマニアックな飛行機の話よりもっと一般ウケする話でみんなの気を引こうと企んでいるらしい。
さらにブログ名を、

「ダース・ベアーのココだけの話」

あるいは、

「がんばれ、生協のダース・ベアーさん!」

に変更しようと企んでいるらしい。

ナンだかそっちの方が面白そう。。。
「ひとことカード」とかに回答してくれるのかな。



Q.アダルトな18禁ブログにしてください。(M)


A.ご要望ありがとうございます。

当ブログでは「こどもヒコーキ教室」的な内容から、

大人の方でも読み応えのある専門的な内容まで幅広く扱っております。

特に「ジャンボーグなんたら」は、

40歳以上のアダルトにしか解からないヒーローということですので、

このブログは18禁の上をいくよりアダルトな、

40禁ブログであると自負いたしております。(ダース・ベアー)





。。。イッ、イヤッ、ここは航空ブログです!
危うくベアー卿の罠にはまるところだったっっ。

このベアー卿の陰謀を阻止するためにも、ここはもっと「航空留学」というマイナーなキーワードのもとにリピーターを大切にしなければっ!
多分。

マイナー且つマニアックな話題を望む人たちの為に、頼まれもしないのに一人のブロガーが現れた。。。


彼の名はエム。


Mじゃなくてエム。
誰やねん。

エムはベアー卿の魔の手からこのブログを救うことが出来るのかっ?!

そして再びこのブログに平和な日々は訪れるのかっ!

予想もしない思いつきな展開に管理人もビックリ!

書いてる本人もビックリ!



つづく。。。
きっと
大改造!! 劇的ビフォーアフ何とか   ◆Mの訓練日記・別冊
おはようございます。毎晩我が家で一話ずつ上映される「宮廷女官 チャングムの誓い」の途中で必ず眠りにつき二十数話目で既に筋が分からなくなり、5時半ごろ起き出して近所を走り回る健康優良児、titmouse です。

ブログのダークサイドに落ちてしまったM、どうしたんでしょうね。先程読者の方から「Mさんは病気ですか?」とメールをいただいたので、あわてて更新しています。ご心配をおかけしてすみません。大丈夫です。彼の家の電気ポットの電源が入らなくなったらうちのアラームが鳴るようになっていますのでご安心ください。
いやいや、本当は titmouse は管理人といいながら、人や物事を管理したりされたりが一番嫌いで団体行動が一番苦手な、B型獅子座の「歩く Going My Way」なので、私も知りません。でもきっとパワーアップして戻ってきてくれることを信じて、皆さんでネタを提供して気長に待ってあげましょう。
というわけで、久しぶりに更新しながら航空関係ネタは彼のために取っておいて、


大改造!! 劇的ビフォーアフ何とか


バンクーバーの南、リッチモンドのまた南端、日本人の漁師が開いた港町スティーブストンは小粋な観光地。。。うんぬん。。。
詳しい観光案内はマス・メディアにお任せして、うちはマニアック・ブログ、ていうか、フツーに近所の知り合いのレストランの宣伝です。

イチロー大ファンのオーナーが、その夢をかけて立ち上げたその名も「一朗亭」。
手に入れたのは、つぶれた古いギリシャ料理レストラン。大改装が行われました。

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いかにもよくあるレトロな洋風バーカウンター。
。。。日本食屋ですから、ここは寿司カウンターでしょう。ブッつぶしましょう、ヤッちゃいましょう。
テーマは「和」。アイテムは「竹」。
お金をかけずにやりましょう。写真の女性は近所の主婦A子さん。いやいや、フツーの主婦ではない、実はこのプロジェクトの棟梁で空間プロデューサー、一週間で自分のシェアハウスに一部屋増やしたり、日本風呂を作ったりするスーパーウーマンなのだ。



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丸一日かかってメキメキ・バリバリ、物を壊すのは気持ちがいい。そして後には新しい板張り。音頭を取るのは口は悪いが仕事は一流、近所のおじさんT氏。いやいや、titmouse のことでなければ、フツーのおじさんでもない。元カナディアン・パシフィックの航空整備士、747のエンジンから餃子製造機まで何でもメンテする強者なのだ。



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本邦初後悔公開、これが近所に住む titmouse の勇姿だっっ。いやいや、フツーの titmouse ではない。あまりの仕事の楽しさに真剣にパイロットから内装屋に転向しようか、真剣な表情はそのためなのかっ。さらにブログ初登場写真がパイロットユニフォームでなくイスの布張り姿だとは誰が想像し得ただろうかっっ。



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完成です。見事な出来栄えですね。細かな気配りのアイディアもいっぱいです。そしてところどころにはもちろん、イチローグッズの数々も。。。



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店の玄関前には日本庭園も作られました。「イチロー」亭ですから、日にオープンして以来連日の大盛況です。
スティーブストンは和歌山の漁師が開いた港町。和歌山出身のオーナーがお届けする新鮮な魚料理をぜひどうぞ。

紀州屋 一朗亭
#110-12011 2ND AVENUE RICHMOND V7E 3L6
604-277-1150
Lunch 11:30-14:00
Dinner 17:00-22:00
Monday Closed


写真の提供は近所の雑誌編集者S氏でした。先に「ビフォーアフター」ネタをパクらせていただき、すみません。いやいや、この人もフツーの編集者ではない。。。

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