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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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蝋   ◆Mの訓練日記
サッカーワールドカップ・ドイツ大会まで今日でちょうど1ヶ月。
さっきニュースを見て知りました。

へぇ~そうだったのか。

日本ではさぞかし盛り上がっている事でしょう。
バンクーバーではあまりサッカーの話題は耳にしないので今年はワールドカップの年だった。ってときどき忘れます。

4年前の日韓共催の時。
聞いた話だとバンクーバーでもそれなりに一部盛り上がったようです。

バンクーバーには世界中から留学生が来ています。
ワールドカップでは母国を応援する留学生達で盛り上がったようですが、

地元カナダ人は無関心。

母国が勝てば留学生達は夜な夜な街中で大騒ぎ、メインストリートは留学生サポーター達で埋め尽くされたそうです。
そんな彼らに向かって

「うるせー!」

と窓から叫ぶカナダ人。
カナダ人はワールドカップには興味があまりないらしい。

しかし私自身、決してサッカーが嫌いというわけではなく、学生の頃はそれなりに盛り上がったものでした。
特に「日本代表」という言葉に惹かれ、普段はない「愛国心」みたいなものに酔ってしまいます。

なんだかミーハーなんです。


いつものように前置きには全く関係なく、私の元師匠Mr.Pの言った、

「ロウソクはキャブレターだ。」

という言葉をふと思い出しました。
初めてそれを聞いたとき、

「ハァ?」

と思った私。
そもそもロウソクがどうやって燃えているかなんて真剣に考えた事無かったし。

Mr.P曰く、

ロウソクの炎の燃料は蝋(ろう)。
でも蝋はそのままの固体では燃えません。
ガソリン同様に気化して気体になって空気と混ざらないと効率的に燃えません。

ではどうやって蝋は気化するか。

ロウソクの芯の周りの蝋は炎の熱で溶かされてまず液体になります。
液体になった蝋は芯を伝って芯の先端まで上っていきます。
芯の先端はもちろん炎のど真ん中。
そこで液体の蝋は更に加熱され沸騰点に達して気体になります。
気体になった蝋は芯から空気中に広がり空気と混ざり炎を燃やします。

一度火の付いた炎は燃え続けようと次から次へと気体になった蝋を燃焼していきます。
そのために炎はロウソクの芯から蝋をどんどん吸い取っていきます。
蝋を吸い取られた芯は更に液体の蝋を下から吸い上げていきます。

ロウソクはそんなサイクルの繰り返し。

芯を通って液体の蝋は気体になるからロウソクの芯はキャブレターなんだと。
連続的に蝋が供給、燃焼する仕組みはまさにエンジンと同じなんだと。

そしてもう1つ。

ロウソクの炎は芯から遠いほど温度は高い。
芯から遠くなるほど燃料の蝋に対して空気の量が多くなる。
すると蝋は良く燃えて温度も高くなります。

だからミクスチャーと同じなんだと。

だからロウソクを発明した人は天才なんだと。

その話を聞いた日の夜、火の付いたロウソクを見つめてみました。



ロマンチックな夜でした。
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