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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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タイミング2   ◆Mの訓練日記
昨日7月11日はYS-11の誕生日でしたが、今日12日はユリウス・カエサル、京唄子、中村玉緒、片平なぎさ、渡辺美里、イ・ビョンホンの誕生日です。
そんな人たちの誕生日を祝うつもりがあるのかないのか、バンクーバーは朝から雨です。
そしてお湯が出ません。
久しぶりに冷たい水で顔を洗いました。


『環境適応型小型航空機』
ナンジャソリャ?と思われる方もいるでしょう。
これはYS-11以来40年ぶりの日本独自の小型旅客機開発計画の名称です。
40年前のYS-11の時は、

「あと数年でGHQによる航空禁止が全面解除になる!かつての航空王国であった日本の栄光を再び取り戻すために、国産旅客機の開発には諸君達のような日本を代表する企業の参加が必要不可欠である!ここはひとつ、政府主導のもと一丸となり、欧米列強の旅客機に勝るとも劣らない国産旅客機を作ろうではないか!」

と政府主導での開発が進められました。
しかし今回は企業主体で開発を進め、国は開発費の半分を援助するというものです。
まず経済産業省が国から予算を獲得、企業に向けて小型航空機開発計画を発表し計画に参加してくれる企業を募集します。

「これくらいの座席数で最先端の複合素材なんか使って軽量化してさぁ。空気抵抗も減らせば燃費が良くなって運行費も抑えられるし。でもって操縦システムに最新のIT技術をふんだんに取り入れて操縦が簡単な飛行機を5年で開発できないかなぁ?イヤならいいんだけどさぁ。もちろん開発費用の半分は出すから。」

って計画を発表、希望者を募りました。
そこで名乗りを上げたのが三菱重工業。

「ハイ!やってみます!」

三菱重工業が主契約企業となり、富士重工と日本航空機開発協会が協力する事になりました。
また、JAXA(宇宙航空研究開発機構)も協力しています。


では、どんな飛行機が出来るのか?
パリ・エアショーでの三菱の宣伝文句は、

『真の次世代RJ(リージョナル・ジェット)がエアラインにベスト・ソリューションを提供します』
◇究極まで無駄を省いた胴体と革新的な客室アレンジが低燃費と高い快適性の両立を実現。
◇軽量・高揚抗比主翼型機を凌駕する性能を発揮。
◇次世代エンジンが圧倒的な低燃費、低整備費、そして低騒音を実現。


YS-11では機体のみ国産でエンジンや操縦システム、電子機器等は外国製でしたが、今回の計画ではエンジンも含め全て三菱を中心とした国内企業が開発・製造するようです。

予定では2006年までに製造図面を起こし、同年より機体の試作・組み立てに入る。2007年に試作機をロールアウトさせ初飛行、2008年にかけて試験飛行して、2009年に形式証明を取得する。それまでに受注活動を行って09年までにローンチカスタマーを確保できない場合は量産しない。また、2005年に市場調査に基づく中間評価を行うとした。としています。
そこでその中間評価が2005年9月に公表されたのですが、市場の動向から大型化が必要ということで、当初計画の30-50席から90席程度へ規模を拡大する事になりました。
そのため構想の再構築が必要となり、初飛行は早くても2011年になる見通しです。

当初は2003年から5年で500億円という計画で始まったこのプロジェクト。
開発が伸びる事はどこの航空機メーカーでも珍しいことではありませんが、国が費用の半分を負担している事を考えると、何かイヤな予感がしてなりません。

タイミングが悪くなければいいけど。。。
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