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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
頭がすぅ~すぅ~します   ◆Mの訓練日記
夏本番です。

先週は30℃を越える日が続き、暑い暑いと騒いでいた私。
昨日は髪を短く切りました。
別に失恋した訳ではありません。
暑いから床屋にでも行ってさっぱりしようと思い立ったからです。
お金があまり無いので散髪のペースは4,5ヶ月に一回。
5ヶ月も散髪に行かないと結構伸びます。
なので毎回思いっきり短くしてしまいます。

しかしせっかく髪を短くしたのに、なんだか今日は涼しい。
日陰はチョット肌寒いくらいです。
風も吹いていますが、風が冷たい。

タイミングワルッ!

私のジンクスです。

「散髪に行ったら天気が悪くなる。」

気のせいでしょう。
でも、なんだかこれからもっと悪い事が起きるような気がする。
これも気のせいでしょう。


2000年7月25日はコンコルド墜落事故が起きた日です。
パリのシャルル・ド・ゴール空港でコンコルドの主翼が離陸直後に炎上、そして離陸から2分後に墜落。
この事故で乗客乗員109名と地上で事故に巻き込まれた4名が犠牲になり、コンコルドによる最初で最後の事故になりました。
事故原因はコンコルドが離陸する直前に同じ滑走路から離陸した飛行機が落とした金属片によりコンコルドのタイヤが破損。
4.5kgのタイヤの破片が主翼にぶつかり燃料タンクが破損。漏れ出した燃料に引火して主翼が炎上。
この事故によりコンコルドは運航停止。
事故から1年3ヶ月後に運航が再開されますが、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロの影響から運航終了となります。


つくづくタイミングの重要性を感じます。


コンコルドはその開発・運航費用が高額、離発着出来る空港や飛行ルートが限られる、座席数が少ないなど商業的に成功した機体ではありませんでした。
開発費の採算を取るためには250機販売しなければいけなかったのに実際には16機に留まっています。
同時期に開発されたB747は大衆向けの低コスト・大量輸送で商業的に成功し、現在も世界中で飛び続けています。


技術的にも商業的にも登場が早すぎたコンコルド。
解決すべき問題が技術的に解決できないまま完成。結果、運航コストは高く、使用できる空港や航路も限られた。
また時代は低運賃・大量輸送。
航空会社がお金持ち向けのサービスから大衆向けのサービスへと変わる中、全席ファーストクラスのコンコルド。
そのため商業的にも成功できなかったのかも。


そして事故原因。
たまたま直前に離陸した飛行機が金属片を滑走路に落としてしまいました。
それがタイヤを破損。
金属片を落とした飛行機は耐久基準を満たしていなかったとか、整備ミスがあったとか。


事故後1年3ヶ月かかってようやく運航が再開されますが、再開直前にアメリカ同時多発テロが起こり航空会社はどこも経営が苦しくなります。
経営が苦しい航空会社にとって、コンコルドは手におえません。
2003年にはエール・フランス、ブリティッシュエアウェイズともコンコルドの運航終了を決定します。


タイミングが悪かった、と言ってしまえばそれまでですが。。。


タイミングの悪さは私も自慢できます。
もはやこれは運です。
でももし人生においてタイミングの良さ、もしくは運の良い時期がみんなに平等にあるとすれば、私の運の良い時期はこれから訪れてくれる事でしょう。
今、このタイミングであまり運が良くてももったいない。

これからもっと重要な局面で運が向いてくる事でしょう。

前向きに行きましょう。


おっと、忘れていました。
今日、7月25日はあの人の誕生日でした。

女優・高島礼子さん。

ふぅ~ん。。。
へぇ~。。。


それから、最近姿を見せませんが管理人titmouse氏も今日が誕生日だった気がします。
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