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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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ヒコーキ雲   ◆Mの訓練日記
日本では帰省ラッシュがピークを迎えているようで、鉄道、高速道路、空港とも混雑しているようです。
お盆休みに入り、バンクーバーでもこの週末あたりから日本人旅行客の数が増えるとの事で、旅行会社現地スタッフの方たちも忙しそうです。
しかしバンクーバー本日の天候は曇り。
スイマセン、寒いです。
週末にかけて回復に向かうようですが、チョット怪しいです。


そんなお盆のピーク直前に起きたイギリス・ロンドンでの事件。
事件以降、機内持込品に対しての制限が厳しくなったようで、セキュリティーチェックを通過するのには通常以上に時間がかかるようです。
ですから飛行機利用予定の方は、空港へは早めにお出かけください。

今回の事件を受けて、当面機内へは飲み物などの液状のものは持ち込みが出来ないようです。
その他に化粧品、整髪料、コンタクトレンズの保存液、免税店で購入したお酒や香水などもその対象になると考えられます。
事前に要確認です。

大変不便ですが、安全のためですから仕方ありません。


そんな私も2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロの影響を受けた乗客の一人です。
ジュネーブ―ロンドン―バンクーバーと移動予定でしたが、ロンドンで足止め。空港ロビーのベンチで寝てました。

テロ直後しばらくの間飛行禁止の措置が採られ、エアラインはもちろん、フライトスクールでもフライトトレーニングが出来ない状況が続いたようです。
レーダースクリーン上には飛行機が光点となって映ります。通常、レーダースクリーン上にその光点で国土の形が描かれるほど沢山の飛行機が飛んでいるアメリカでもテロ直後、飛行機が全く飛ばない日が何日か続いたそうです。
そしてその間、アメリカの平均気温が少し下がったとか。

飛行機が飛ばなくなると気温が下がった?

飛行機が排出する温暖化ガスが一時的に減った、という事も少なからず影響しているでしょう。
しかしその他には「ヒコーキ雲」が空から消えたこと。

飛行中のジェット機の後ろにはヒコーキ雲が発生します。
交通量の多い空域には沢山のヒコーキ雲が出来て層になり、薄曇のような天気になります。
そしてそのヒコーキ雲の層が地球を温めているらしい。

通常、太陽が昇ると太陽光で地面が温められます。
温められた地面は地表の空気を温め、昼間は気温が上昇します。
そして温められた空気は軽くなり、徐々に上へ上へと昇りながら大気中に熱を放出していき、上空では気温が下がります。
しかしヒコーキ雲があると、温められた空気は行く手を遮られてしまいます。
温められた空気はヒコーキ雲の下に溜まり、熱を上空へ放出する事が出来なくなる。
ビニールハウスの中にいるような感じです。
太陽光は遮断しないが、熱は逃がさない。

テロ直後の飛行禁止中、アメリカ各地で気温を測定した結果、飛行機が飛んでいた日よりも飛ばなくなった日のほうが平均気温が少しだけ下がったそうです。

ヒコーキ雲は地球温暖化の原因の一つだったらしい。


本日バンクーバー上空に広がっている雲は分厚すぎて太陽光を遮断しています。
寒いです。
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コメント
この記事へのコメント
”ユナイテッド93”見てきました。
確かにレーダーの光点で国の形ができている、というシーン出てきますね。映画自体はよいところで終っています。無駄なBGMもなくカメラワークも臨場的。最後にスタッフロール見て判ったのですが、タワーのクルーなどは"AS HIMSELF"として本人自身が演じている人も結構いたのに少し驚きでした。
ちなみに映画館の席は、混んでいたため最前列に一人、真ん中、通路脇。後ろにたくさんの客をかかえたコックピットのパイロット状態でした。
2006/08/12(土) 09:40:06 | URL | gato-negro #-[ 編集]
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