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EpisodeⅥ Return of M(2)  ◆Mの訓練日記・リターンズ
皆さん、こんばんは。
M改めエム、更に改め「憂国のインストラクター・ヱム」です。



憂国
国の現状や将来を憂え嘆くこと。
「―の士」
◇三省堂提供「大辞林 第二版」より◇



2006年8月末。
Mr.Sから突然の「戦力外通告」ならぬ「戦力外宣言」を受けたMは不本意ながらトレーニングを再び一時中断。
再び途方に暮れました。


その時に迫られた選択。

①何ヶ月...イヤッ何年かかってでもMr.Sと無理やりトレーニングを終了させる。

②Mr.Sが紹介してくれた別のフライトスクールのインストラクターとトレーニングを続行する。


①は「戦力外宣言」を無視して忙しいMr.Sのスケジュールの合間に無理やり入り込む。
難点はMr.Sが忙しくてなかなかトレーニングしてもらえない事。月1回のトレーニングがもしかしたら2ヶ月に1回のペースになるかもしれない。そうするとトレーニング費用より生活費がかかる。
フライトテストを受けさせてもらえるまで何ヶ月...イヤッ何年かかるか解からない。
利点は...
あまり無い。

②は何の面識も無い新しいインストラクターにMのトレーニングを引き継いでもらう。
難点はMも新しいインストラクターもお互いの事を知らない。つまりそのインストラクターはMが今までどんなトレーニングをやってきて、どのくらいの知識と技量があるのか一つ一つチェックする必要がある。
一からトレーニングのやり直しです。
お金も時間もかかります。
利点は...
多少Mr.Sよりは頻繁にトレーニングしてもらえそう。


そこでMの選んだ選択は②。


Mr.Sに紹介されたインストラクターはMs.K。
彼女はMr.Sがその昔働いていたフライトスクールPでインストラクター養成を専門に教えている女性でした。
そこで早速Ms.Kにお話を伺うべく彼女の働くフライトスクールPへ行ってきました。


M:あの~Mr.Sから紹介されて来たんですが、ここでトレーニングさせて頂けますか?

Ms.K:実は私も超忙しくって...これだけ生徒がいて(指を8本立てて)

M:えっ!8人も...

Ms.K:でもMr.Sの紹介なら...彼はそんなに忙しいの?

M:そりゃもう。

Ms.K:じゃフルタイムは無理だからパートタイムでもよければ。

M:それってどれくらいですか?

Ms.K:週に2~3回くらいのペースかしら。

M:十分です。お願いします。


という事で翌日からMs.Kとのトレーニングが始まりました。

インストラクター候補生がフライトテストを受ける為には先生からの推薦状が必要です。
先生は生徒の知識と技量がインストラクターとして必要なレベルに達するまでは推薦状を書いてくれません。
MがMs.Kから推薦状をもらうには今までトレーニングしてきた事を彼女に見せて、

「こいつはなら大丈夫だろう。」

って太鼓判を押してもらわなければいけません。
これはただ事ではありません。
もし彼女が、

「あなたの知識と技量、1~10まで全てチェックしないと推薦状はあげないわよ!」

ってことになると一体何ヶ月かかることやら...
トレーニングを一からやり直しと言っても過言ではありません。


あのぉ~、私かれこれ1年以上訓練やってるんですが...


そんな事はお構いナシです。


そこで思い切ってMs.Kに聞いてみました。


M:あの~私はいつフライトテスト受けられますか?

Ms.K:ん~あなたがどれくらい出来るか見極めないといけないから...

M:それってどれくらいの期間が必要だと思いますか?

Ms.K:私はまだ3回しかあなたと飛んでないし...もっとフライトしてみない事にはね。

M:そうですか...


どうやら彼女はMの知識、技量を1~10全部チェックして見極めたいらしい...

Ms.Kは慎重です。

ならばMも初心に戻って一から出直す事に。
Mr.Sから見放された今、残された道はMs.Kだけだし。
一つ一つやってくか...

そしてMs.Kの指導のもとトレーニングを続けたM。
インストラクターによって考え方も教え方も十人十色。
徐々にMs.K色に染まっていきました。




そして2ヵ月後...



そんな地道な努力が功を奏したのか、そうでないのか。



2006年10月末の日曜日。



Mの電話がなりました。





電話をかけてきたのはMs.K。







そしてMs.Kから衝撃的告白が...











「やっぱり私、忙しすぎてこれ以上あなたのトレーニングは出来ない。」

(; ゚ Д゚ )ナン! (; Д゚)゚ デス!! (; Д)゚ ゚トー!!!




再び出ました「戦力外宣言」




「私は無理だから、もう一度Mr.Sに相談してみたら?」




って提案されても...



忙しいのは承知だったハズ...



だったら最初からそう言ってくれれば...





どうしたらいいんだーーー!!!





つづく...

いいでしょ?
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