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カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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EpisodeⅥ Return of M(3) ◆Mの訓練日記・リターンズ
皆さん、こんばんは。
M改めエム、更に改め「憂国のインストラクター・ヱム」です。



憂国
国の現状や将来を憂え嘆くこと。
「―の士」
◇三省堂提供「大辞林 第二版」より◇



最近この「憂国」はクドイかな?と感じ始めているヱムです。


2006年10月末。
Ms.Kから再び「戦力外通告」ならぬ「戦力外宣言」を受けたMは不本意ながらトレーニングをまたまた一時中断。
またまた途方に暮れました。


「どうしよう...」


その時に迫られた選択。

①プロ・ブロガーとして生きていく。

②他の学校に当たって砕ける。


①はフライトインストラクターをあきらめて、この「カナダへの航空留学」専属プロフェッショナル・ブロガーとして生きていく。
利点はもう何もトレーニングしなくてよくなるので支出が極端に減る。
難点はこのブログでは収入が一銭も見込めない。

②は新たにフライトスクールを探し出し、インストラクターコース修了&その後の仕事の話も聞いてみる。
面倒くさい事は苦手なM。
トレーニングも仕事も、一度に全ての決着をつけようと「当たって砕ける」作戦発動。
もはや利点も難点もありません。

そこでMの選んだ選択は②。
ダメならダメでさっさと帰国した方が今後の為。
何処にも受け入れてもらえないのなら、諦めがつくというものです。


そこで10月31日。

あるフライトスクールへ問い合わせメールを送ってみました。
翌朝11月1日に返信を頂き、取り合えず会って話をしてみないか。とありがたいお言葉を頂戴。
実際に顔を会わせて話をしてみない事にはお互いどんな人間かもわからない。

と言う事で、早速そのフライトスクールを訪問。

応対してくれたのはフライトスクール・オーナーのC氏。
とても暖かく歓迎され、1時間程お話をさせて頂きました。

結果、Mはそのフライトスクールでトレーニングさせていただける事になりインストラクターも紹介してもらえました。
しかしその後の仕事云々に関しての返事はまだ出来ないとの事。

当たり前と言えば当たり前です。

まぁトレーニングが継続できると言う事で良しとして。

そして迎えたトレーニング初日。
フライトへ行く予定だったのですが、悪天候のためブリーフィングのみに。
インストラクターの仮称オビワン氏とMでブリーフィングをしているところへオーナーのC氏も参加。
オビワン氏とC氏を生徒役、Mがインストラクター役になり授業をする事になりました。
生徒役の2人を前になんだか面接かオーディションのような雰囲気です。
何てったって一番最初の印象が重要です。
オビワン氏にしてみたらMがどれくらいのレベルなのかを見極める最初の機会。
オーナーのC氏にしてみればMがどんな人材なのかを見極める機会。

実際のフライトテストより緊張しました。

Mの授業が一通り終了。2人はしばらくの間沈黙。
最初に口を開いたのはオビワン氏。

「何も問題は無いね。」

続いてC氏。

「黒板の字がチョット小さいね。」


その日の授業はそのまま終了。
その数日後に天候が回復したのでオビワン氏と初フライトへ行ってきました。
セスナ172に乗ってテイクオフ。
オビワン氏を生徒役にしてMがフライトトレーニングをします。

こーやって、あーやって、するとこーなって...

1時間ほどのフライトトレーニングをして着陸。
教室に戻り、Mのフライトに関してオビワン氏のコメントが、



「Transport Canada(カナダ運輸省)に電話してフライトテスト予約する。」

(; ゚ Д゚ )ナン! (; Д゚)゚ デス!! (; Д)゚ ゚トー!!!

マジっすか?一回しかフライトして無いじゃん!

いいのかよっ!

と言うのが内心&アドレナリン出まくり。
オビワン氏曰く、


「一回見ればわかる。」


カッコイイ...もうこの人に一生付いて行こう...

って気になりました。

さらにその後。

家に帰ろうと荷物をまとめていると、オーナーのC氏が途中のバス停まで車で送ってくれるとの事。
その車中での会話。


C氏「この前見せてもらった君の授業はなかなかよかったねぇ。」

M「ありがとうございます。」

C氏「今日のフライトはどうだった?」

M「オビワン氏が明日フライトテストを予約してくれるそうです。」

C氏「それはよかった...で。」

M「...で?」

C氏「フライトテストが終わったら、ウチで働いてみないか?」


(; ゚ Д゚ )ナン! (; Д゚)゚ デス!! (; Д)゚ ゚トー!!!

今日二回目。
アドレナリンが鼻から漏れそうです。

M「喜んで!」


人生最良の日でした。




そして皆さん既にご存知のように先日フライトテストも終了。

フライトテスト終了後にオーナーのC氏からお祝いのハグを頂戴、改めてお仕事のオファーもいただきました。
就労ビザ取得の為の手続きが現在進行中です。






ただ...

この一年色々ありすぎて、チョット人間不信なMです。




イヤッ、今は素直に喜んで感謝しましょう!
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コメント
この記事へのコメント
苦は楽の種
人間万事、塞翁が馬でございます。
先日バイクでコケて軽い怪我をしましたが、修理が必要になったため、今までちょっと話しかけづらかった雰囲気のバイク店の職人さんとかなり親しい会話までできるようになりました。
4年前は車で2台全損事故をやりましたが(関係者は軽傷のみ)、そのためにカナダに戻る予定を延期して参加したボランティアで、とてもよい友達との出会いがありました。
私達の御世話になったあの学校が閉鎖になった日も、Mさんの今回の出会いの日と表裏一体なのだと思います。
8日までの正月休みの初日なので普段より夜更かし&コメントの長い私でした。
Wish your happy new year!!
2006/12/29(金) 10:49:50 | URL | gato-negro #-[ 編集]
塞翁がウマー
正しくその通りでございます。
人間も何処で何があるかわかりません。
それが人生、それもまた人生。
今日はなんだか賢くなった気分です。
2006/12/29(金) 22:21:21 | URL | ヱム #-[ 編集]
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