カナダ・バンクーバー地域で活躍するフライトインストラクターたちのブログです。
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胴体着陸   ◆そのうち定期便
N: みなさん、こんにちわ。毎回航空業界の話題を鋭い視点からクローズアップする「そのうち定期便」、今回は急きょ予定を変更して、高知空港に胴体着陸したボンバルディア社のDHC8-Q400の事故についてHさん、Kさんからお話をうかがいます。

H: ・・・・と言われてもねぇ。
K: ・・・・私ら胴体着陸できないもんねぇ。
H: ・・・・あし(脚)引っ込まないから。
K: そもそもこういう問題は事故調にまかせておいて、門外漢がどうこう言うべきじゃないですよねぇ、Hさん。
H: 同感です。ねえ、Nさん、これ、ブログのアクセス数稼ぐために無理矢理企画したんじゃないの?

N: ・・・コーハー、コーハー、いえ、そんなことは。コーハー・・・
H: ちょっとあんた、ほんとは誰なん?
N: いえ、アクセス数なんて気にしちゃいませんから、ほんと。でも双発機だと脚、引っ込みますよね。
H: まぁ、確かに多発機の訓練に使われるのはだいたい引っ込みますよ。
N: 通常操作で脚が出なかった場合はどうするんですか?
H: 方法はいくつかありますが、かならず緊急用の操作系統を持っています。
N: では今回のQ400のような事故は起こらない?
K: いや、Q400の場合も緊急操作系統は備えていたのに、それも作動しなかった。と言うのも前輪自身ではなく、格納扉が開かなくなったために前輪が出るに出られなかったという状況だったらしいからです。
H: 全日空もこんな格納扉までは点検してないと言っていますが、私も今まで乗ってた双発機の扉の開閉機構なんて気にしたことないですね。POHにも記述ないですし。盲点と言われれば、盲点ですね。

N: Q400はトラブル続き、日本でボンバル機といえば低品質の代名詞みたいに言われいますが、一応カナダを代表する航空機メーカーですよね。エアカナダではどうなんでしょうか。

K: エアカナダ、実際にはその子会社に当たるJazzがDHC8を60機ほど運用していますが、Q400は導入していません。
H: 私が記憶している限りでは、Q400を使用しているカナダの航空会社は、ケベックの電力会社かなんかだけじゃなかったでしたっけ。
K: う~ん、ちょっと調べてみないと。
さきほどのJazzですが、シート数50のDHC8-300までは運用していますよ。それ以上のシート数のためでしょうか、Q400ではなくCRJ(ボンバルディア社の小型ジェット)を保有していますね。
N: どうしてQ400を使ってないんでしょうか・・・
H,K: (声をあわせて)さぁ~。

H: 昔、このブログにコメントしたことがありますが、同じダッシュ8(DHC8)といっても、最初に設計されたDHC8-100から見たらDHC8-Q400はまるで別人。と言うか、同じ基本設計からここまで引っ張るかよ、お前という無理が感じられます(画像提供はAIRLINES.NET)。
K: 出ました、Hさんお得意の「お前はすでに死んでいる」ですね。いずれにせよ、なぜかカナダ国内にはQ400が少ない。
H: どっかの国が、余剰小麦を敗戦国にパン給食って形で押し付けたのと同じじゃん。そもそも、この”Q"ってのは何?オバQかい?
N: Hさん、それ40禁ネタ。あと発言には気をつけてください。国を憂うネタはエムさんにまかせたほうがいいですよ。
各新聞記事によると、座席数80程度の需要をまかなうために渋々Q400を採用したとの話もありますが。
K: 確かにエアカナダは座席数80前後のために、ブラジルの航空機メーカー・エンブレア社のジェット機をせっせと導入していますね。どうしてもターボプロップという制限がなければ、これからはこっちのほうが主流になるんじゃないでしょうか。

N: 今日は興味深いお話どうもありがとうございました。ボンバルディア対エンブレア、この話はまたの機会にゆっくりうかがうこととしまして、本日はそろそろお別れの時間となりました。Hさん、Kさん、どうもありがとうございました。

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コメント
この記事へのコメント
「H: ・・・・あし(脚)引っ込まないから。」
小型単発機でもPA46等は、引込脚ですよ。
一般の方々に誤解の無い様に書き込みしてくださいね。
2007/03/18(日) 04:29:42 | URL | . #en9qG856[ 編集]
引っ込み脚
>...H: 方法はいくつかありますが、かならず緊急用の操作系統を持っています...

ボクのMooney M20Bも脚が引っ込むけれど、
"緊急用の操作系統"って、ないんじゃないかな。
それとも、あるのかしら?
Owner's Manual一応目を通したつもりでいるのですけれど、該当する項目に気づかなかった。
ご存知の方、教えてください。
2007/03/18(日) 07:37:26 | URL | muso #YOXw0832[ 編集]
あし(脚)は・・・
H: と言うコメントです。
K: PA46と言うと・・・
H: マリブですね。手持ちの画像がないので、またAirliners.netから拝借させていただいて・・・
http://www.airliners.net/open.file?id=1175232&WxsIERv=Cvcre%20CN-46-310C%20Znyvoh&Wm=0&WdsYXMg=Hagvgyrq&QtODMg=Ybaqba%20%28LKH%20%2F%20PLKH%29&ERDLTkt=Pnanqn%20-%20Bagnevb&ktODMp=Sroehnel%205%2C%202007&BP=1&WNEb25u=Znex%20Xelfg&xsIERvdWdsY=A383FN&MgTUQtODMgKE=%5B12%3A46cz%5D%20Gnkvvat%20gb%20RFFB%20nsgre%20neevivat%20sebz%20XRYZ%20ba%20gur%20jnl%20gb%20PLPR.%20Abgvpr%20gur%20oybjvat%20fabj%20ba%20guvf%20irel%20pbyq%20qnl.&YXMgTUQtODMgKERD=618&NEb25uZWxs=2007-02-15%2017%3A07%3A07&ODJ9dvCE=&O89Dcjdg=4608033&static=yes&width=1200&height=812&sok=JURER%20%20%28%20cubgb_vq%20%3D%20%271192294%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271191437%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271190178%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271189107%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271188349%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271185752%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271184960%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271181261%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271178479%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271175232%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271175231%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271174075%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271173979%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271173867%27%20BE%20cubgb_vq%20%3D%20%271172697%27%29%20%20beqre%20ol%20&photo_nr=10&prev_id=1178479&next_id=1175231
K: いい機体ですねぇ、乗ってみたい。
H: 確かに。これはピストンエンジンですが、ターボプロップのタイプもありますね。乗ってみたいですねぇ。
K: というわけなんです、.さん。確かに小型単発機にも引き込み脚のものが多くありますが、私たちのインストラクター経験の中で言わせていただくと、そういう単発機には乗ってなかったので、こういう発言になったという次第です。
H: 確かに誤解を招きかねませんでしたね。
だから言ったでしょ、Nさん。そもそもこの企画は無理やりだって。
N: コーハー、コーハー・・・
K: あかん、この人、話聞いとらんわ。

K: ところで「緊急用の操作系統」ですが。
H: たしかに「操作系統」と言ったのは不適当だったですね。
K: 私も「緊急用の操作手順」ぐらいが良かったんじゃなかったかと思ってたんですよ。
H: だったらその場で言ってよ。
K: いや、Nさんが後ろでマキ入れろってせかしてたもんだから・・・
H: いやはや。なにはともあれ、たとえばPA34(セネカ)やPA44(セミノール)では、脚を引っ込めた状態に保っているのは油圧だけなので、オイル漏れなどで油圧がなくなると、脚は自然と下りてくる仕組みになってます。またオイルポンプの故障などで脚が出なくなった場合は、緊急用の、油圧を抜くノブがありますので、こいつを引っ張って油圧を抜き、脚を出します。
これを緊急用の操作系統とは・・・
K: やっぱ呼ばないでしょう。操作やん。
H: ちなみにPA23(アズテック)
http://www.geocities.jp/canadian_wings/PA23_02.gif
になると、エンジン駆動のオイルポンプが作動しない場合のために、手動ポンプが備わっています。約30センチぐらいのレバーをギコギコ、50回ほどで脚を出すことができます。
さらに手動ポンプもダメだった場合のために、圧縮二酸化炭素でギアを強制的に出す仕組みも備えています。これなら「緊急用の操作系統」って・・・
K: ちなみに、その二酸化炭素の行き場所は?
H: 脚のアクチュエーターに入って、オイルの代わりに中のピストンを動かすわけです。
K: 結局同じ場所に行ってるわけでしょ、やっぱ系統というよか操作じゃん?
H: ええ、まあ、別系統があるわけじゃあないんですね。
K: でしょ。というわけです、musoさん、お手間とらせてすみませんでした。多分「緊急用の操作」ならPOHにあるかと思いますが、そのことだとご理解ください。すみませんでした。
2007/03/27(火) 23:12:35 | URL | NHK #-[ 編集]
引っ込み脚
なんのなんの。
いろいろと、勉強になりました。その上に美しい飛行機の写真をLinkしていただき有難うございました。
2007/03/30(金) 17:57:04 | URL | muso #YOXw0832[ 編集]
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